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喜多歯科クリニックブログ

歯列矯正中美容医療は受けられる?注意点を解説|徳島市の歯医者

こんにちは!喜多デンタルクリニックです。

 

矯正治療を受けていると見た目が整ってきて「歯並び以外も綺麗にしたい」と思う方も少なくありません。矯正治療中に美容医療に興味を持つケースは多いですが、「矯正治療と並行して受けることができるのだろうか?」と疑問に思うのではないでしょうか。

 

本記事では、矯正治療をしている最中に美容医療を受けられるのかどうかについて、それぞれの特徴や注意点をふまえて解説していきます。

 

矯正治療中に美容医療は受けられる?

 

結論から言うと、矯正治療をしていても、美容医療を受けることは可能です。しかし、矯正治療の種類や美容医療の種類により異なりますので、しっかり相互関係や注意点を知ることが重要です。

 

歯列矯正と美容医療の関係

 

歯列矯正は、歯並びを整えるための治療であり、美容医療は外見の美しさを向上させるための施術です。これらは一見別物のように見えますが、顔の美しさや健康を保つためには相互に関連しています。歯並びが改善されることで、笑顔が美しくなり、フェイスラインが整うことがあります。一方、美容医療によって顔の肌や輪郭が整えられることで、矯正治療の結果がより引き立ちます。

 

歯列矯正中の美容医療の注意点

 

美容医療の施術前後には、特別なケアが必要です。特に、矯正装置の周りの清潔を保つことが重要です。施術前には、歯科医師に相談して適切なケア方法を確認し、施術後も指示に従ってケアを行いましょう。また、歯列矯正中に美容医療を受ける場合、歯科医院が異なる場合は、矯正治療を担当している歯科医院と美容医療専門医の連携が重要です。施術の前に担当医に相談し、矯正治療に与える影響を確認してから、美容医療の施術を受けるようにしましょう。

 

矯正装置への影響

 

美容医療の施術が矯正装置に与える影響についても注意が必要です。特に、レーザー治療や注射治療の場合、装置の金属部分や周囲の組織に影響を与える可能性があるため、施術前に歯科医師に確認し、安全な方法を選びましょう。

 

どのような美容医療が可能か

 

歯列矯正中でも、多くの美容医療を受けることが可能です。ただし、矯正装置に影響を与えない施術を選ぶことが重要です。例えば、フェイシャルエステ、レーザー治療、ボツリヌス治療やヒアルロン酸注射などの注射治療などです。それぞれの施術には注意点があるため、歯科医師と美容医療専門医の双方に相談しながら進めることが推奨されます。

 

美容医療の種類と矯正中の適応性

 

・フェイシャルエステ

フェイシャルエステは、肌のケアやリラクゼーションを目的とした施術です。矯正装置に直接影響を与えることは少ないため、比較的安全に受けることができます。ただし、顔のマッサージや圧力をかける施術は避けた方が良い場合があります。

 

・レーザー治療

レーザー治療は、シミやシワ、ニキビ跡の改善などに用いられます。矯正装置に直接影響を与えることは少ないですが、装置の金属部分がレーザーの熱を吸収してしまう可能性があるため、施術前に美容医療専門医に相談し、安全な施術方法を選ぶことが重要です。

 

・注射治療(ボツリヌス治療、ヒアルロン酸など)

ボツリヌス治療やヒアルロン酸の注射治療は、シワの改善やボリュームアップに用いられます。これらの治療は矯正装置に直接影響を与えませんが、注射部位や量に注意が必要です。特に口周りへの注射は、矯正装置との兼ね合いを考慮しながら行う必要があります。

 

フェイシャルエステと歯列矯正

 

フェイシャルエステは、矯正治療中でも比較的安全に受けられる施術です。ただし、顔のマッサージや圧力をかける施術、ピーリングなど、顔の筋肉に圧力をかける施術は、矯正装置に負担をかける可能性があるため、避けた方が良いでしょう。リラックス目的の施術や、肌の保湿ケアに重点を置いたエステを選ぶと良いです。

 

レーザー治療と歯列矯正

 

レーザー治療を受ける際には、矯正装置への影響を考慮する必要があります。特に、装置の金属部分がレーザーの熱を吸収しないように注意が必要です。施術前に美容医療専門医に矯正治療中であることを伝え、安全な方法を選んでもらいましょう。

 

矯正装置が装着されている状態でのレーザー治療は、装置の材質や位置によっては、レーザーの効果に影響を与えることがあります。施術前に担当医とよく相談し、最適な治療方法を選びましょう。

 

注射治療(ボツリヌス治療、ヒアルロン酸など)と歯列矯正

 

ボツリヌス治療やヒアルロン酸の注射治療は、シワの改善やボリュームアップに効果的です。ただし、注射部位や量に注意が必要です。特に、口周りへの注射は、矯正との兼ね合いを考慮しながら行う必要があります。注射治療によって顔の筋肉や皮膚に変化が生じると、矯正装置のフィット感に影響を与えることがあります。矯正治療に与える影響をしっかり確認した上で注射治療を受けましょう。

 

同時進行のメリット・デメリット

 

美容医療と歯列矯正を同時に進めることで、顔全体の美しさをトータルで向上させることができます。しかし、デメリットや注意点もあるため、しっかり安全性を考慮したうえで、治療計画を綿密に立てることが重要です。

 

【メリット】

✔️短期間で綺麗になれる

✔️自信や幸福感を高められる

 

【デメリット】

✔️矯正がうまく進まなくなる可能性がある

✔️口腔内の環境が変化し感染や出血などの合併症が起こりやすくなる

 

美容医療を受ける際は、目的を明確化し、信頼できる医師やクリニックを選ぶことが大切です。美容医療を受けることで表情や顔の形状に変化が出ると、矯正治療の計画に影響を与える可能性があるため、歯列矯正中に美容医療を受ける際は、必ず両方の歯科医師に相談して適切な方法とタイミングを選択しましょう。

 

美容医療の施術後のケアと矯正治療

 

美容医療の施術後、特に注射治療やレーザー治療を受けた場合は、矯正装置のメンテナンスにも注意が必要です。以下に、具体的なポイントを挙げて説明します。

 

矯正装置の清掃とケア

美容医療の施術後は、特に注射治療やレーザー治療を受けた場合、矯正装置の金属部分や周囲の歯ぐきが敏感になることがあります。施術後は、歯磨きやフロスを丁寧に行い、装置の周りの清潔を保ちましょう。歯科医師から提案された特定の洗口液や歯磨き粉を使用することも、矯正治療の成功に繋がります。

 

定期的な診察

美容医療を受けた後は、歯科医師の診察を定期的に受けることが重要です。特に、矯正装置の調整や健康状態の確認を行い、問題があれば早期に対処することができます。美容医療の施術後の変化や装置への影響を歯科医師に報告し、適切なフォローアップを受けるようにしましょう。

 

矯正装置の調整

美容医療の施術後、矯正装置のフィット感や動きに変化がある場合があります。これは、顔の筋肉の動きや皮膚の状態によるものです。歯科医師と相談しながら、必要に応じて装置の調整を行いましょう。矯正治療の進行に影響を与えないよう、正確な調整が重要です。

 

まとめ

 

いかがでしたか?歯列矯正治療をしていても並行して美容医療を受けることは可能ですが、どんな施術もできるわけではありません。歯列矯正中に美容医療を受ける際には、両方の歯科医師と綿密な相談を行い、安全かつ効果的な施術を選ぶことが重要です。

 

美容医療の施術後も、矯正治療の進行や装置の状態に配慮しながら、適切なケアとフォローアップを行いましょう。